こんにちは、副業アフィリエイターのナバカリです。
[shinkoku_asp1]今回は「Amazonアソシエイト」編です。
[shinkoku_attention]Amazonアソシエイトの基本情報
まず Amazonアソシエイト に関して 確定申告の作業を行うにあたって必要な基本情報を確認しておきます。
- 売上について:成果報酬は 1ヶ月ごとに合計額をまとめて「売上(収入)」として仕訳 ※1
- 売上の確定日:当該月の翌々月の1日。 例:1月分の報酬は3月1日に確定する
- 売上額の確認方法:Amazonアソシエイト公式サイト「支払い履歴の確認」ページの表に記載された 各月の確定報酬額(確認方法は後述)
- 最低支払金額:Amazonアソシエイトでは 売上額の合計が「500円(Amazonギフト券の場合)」または「5,000円(銀行振込の場合)」以上にならないと 振込が行われません。 しかし、最低支払金額に達しない場合でも 仕訳が必要になるので注意が必要です。
- 手数料など: 銀行振り込み時の手数料なし※

「成果報酬(月別)」の確認方法
Amazonアソシエイトにログイン後、画面右上のメールアドレス部分をクリックして「支払い履歴」を選択。

すると以下のような支払い履歴の一覧が表示されます。

この画面のスクリーンショットを資料として保存します(※申告時に提出はしないが資料として保管)。
「支払い履歴の確認」画面には、ユーザーがAmazonアソシエイトに登録してから以後の全ての支払い履歴が記載されています。
対象範囲を見つける
確定申告で必要な情報は、その年の1月1日~12月31日までのものになりますので、まずは その部分を見つます。
下図は2019年分確定申告の場合の対象範囲です。「日付」項目を見て範囲を見定めます。

各月ごとの報酬の「確定日」を確認する
続いて、表の「トランザクション」列を確認し、「09/2019 紹介料」のように記載されている項目を見つけます(12ヶ月分あると思います)。

こちらが 各月の「紹介料」の確定額と、確定日(取引日)の情報になります。
お金に関する情報は「紹介料・金額」の2列に分かれていますが、帳簿への記載時に用いるのは「金額」列の情報になります。

Miscellaneous Creditとは?

たまに「Miscellaneous Credit」という項目が設けられている場合があります。これは、何らかの不具合により計上されなかった紹介料が 後から加算されたものです。
こちらも当該の日付で「収入(売上)」として帳簿に記帳します。
仕訳例(白色申告の場合)
[yayoi_ad2]「収入」の仕訳

・取引日:※「支払い履歴」表で確認した確定日
・科目:雑収入
・摘要:「Amazonアソシエイト報酬 xxxx年xx月分」など ※任意
・取引先:アマゾンジャパン合同会社 ※任意
・金額:※「支払い履歴」表で確認した確定額
「Miscellaneous Credit」の記帳例
「Miscellaneous Credit」の場合も、同様に処理します。

・取引日:※「支払い履歴」表で確認した確定日
・科目:雑収入
・摘要:「Amazonアソシエイト報酬 Miscellaneous Credit」など ※任意
・取引先:アマゾンジャパン合同会社 ※任意
・金額:※「支払い履歴」表で確認した確定額
収入関係を記入し終えるとこんな感じになります。

白色申告(発生主義)の場合、報酬が確定した時点で記帳が必要になります。そのためAmazonが設定している最低支払額に達しない月でも 記帳が必要です。例えば 100円しか報酬が無い場合でも 収入として記帳を行います。
「支出」の仕訳
Amazonアソシエイトでは 報酬の振込時に手数料が発生しません。
そのため、特に支出(経費)に関して記帳は必要ありません。
従来は 振込時に300円の手数料が必要でしたが、2017年10月3日の規約改定により 無料になりました。
まとめ
というわけで、Amazonアソシエイトで確定申告時に必要な「紹介料」の情報を確認する方法と、実際の仕訳例の紹介でした。
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