確定申告書等作成コーナー備忘録(1) -基礎データの入力-



国税庁では、ネット経由で確定申告用の申告書が作成できる便利なサービス(確定申告書等作成コーナー)を公開しています。

わざわざ税務署に出向いて専用書式を入手したり、面倒な計算などをせずに申告書や添付資料の作成が可能なので初心者の方にもおすすめです。特に難しいネットスキルも必要ありません。

私も毎年、このサービスを利用しているのですが、年に1度のことなので操作方法や記入時の注意点などを、うっかり忘れてしまうことがあります。

そこで、備忘録として申告書の作成方法を書き留めるとともに、確定申告が初めてで右も左も分からない・・・という方のために、情報を公開することにしました。

記事を読む前に(重要)!

一連の記事では 私の環境(後述)を前提に、上記コーナーを利用して申告用資料の作成までを行い、その後 自分で印刷し書面提出を行うための方法を紹介しています。

確定申告書等作成コーナーでは「e-Tax」というネット経由で申告書の提出までを行えるサービスもありますが、ここではそちらには触れません(私自身やったことがないので)。

長くなったので、以下の5回に分けています。

一連の記事で紹介しているのは、あくまで私の環境(サラリーマンで給与所得があり 副業としてアフィリエイトを行い雑所得を得ている場合)の、白色申告の入力例です。

副業でも株式投資や不動産投資などの場合は入力項目などは異なりますので、その点はご留意ください。

また「確定申告書等作成コーナー」を利用した場合、家族への副業バレに繋がる可能性がありますので、事前に以下の記事をお読みになってください。

確定申告したことで副業が家族バレしてしまう2つのポイント!

2015.02.21

事前に用意しておくデータ

以降で「確定申告書等作成コーナー」を利用した申告書の作成方法を紹介していきますが、それに先立ち以下のデータが必要になりますので、事前に情報をそろえておいてください。

本業分の所得や控除などの額

本業分の総所得額や、各種控除の額などを把握しておきます。それらの数値は会社からもらう源泉徴収表に記載されています。

副業分の収入額

各ASP(会社)ごとに、1年間に受け取った報酬の合計額を算出しておきます。

つまり「アマゾンアソシエイトから1年間で○○円もらった。バリューコマースから1年間で○○円もらった」という具合に、会社ごとの額をそれぞれ計算します。

また各社の正式名と住所も調べておきましょう。

確定申告用! 主要ASPの会社名と住所の一覧(2017年1月更新)

2015.03.11

必要経費の年間合計額

1年間の必要経費の合計額を計算しておくきます。

申告書に記載する額は経費全体の合計額だけで、細かい内訳などの記載は必要ありません(※提出はしないが作成が義務付けられている帳簿には内訳も記載が必要です)。

基礎データの入力

それでは、さっそく確定申告書等作成コーナーを利用して申告書を作成していきましょう(※記事を書いている2016年2月ですが、年によって画面の表記が若干異なるようですので、状況に応じて適宜読み替えてください)。

まずは下記の 国税庁のページから「確定申告書等作成コーナー」ページに飛びます。

所得税(確定申告書等作成コーナー)|申告・納税手続|国税庁

所得税(確定申告書等作成コーナー)

「作成コーナー(トップ画面)」の「申告書・決算書 収支内訳書等作成開始」ボタンをクリックします。

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続いて「書面提出」を選択。

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使用しているパソコンのスペックの確認画面になりますので、環境を確認し「このパソコンの環境における、下記のチェック項目については、全て確認済みです」部分にチェックをいれ、画面下の「事前準備終了:次へ>」ボタンを押します。

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すると、作成する申告書の種類を選ぶ画面になります。

申告書の種類を選ぶ

ここでは 私の環境(白色申告)を前提としていますので「所得税コーナーへ」のボタンををクリックします。

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所得の区分を選ぶ

続いて所得の区分確認画面になります。

私の場合「サラリーマン(給与所得)で 副業収入がある場合」に相当しますので「左記に該当しない所得のある方(全ての所得対応)」を選択します(※年によって表記が異なると思いますが "給与所得以外の所得もある"方を選択します)。

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書類の提出方法についての確認

続いて、書類作成後に、ネット経由で申告書を提出する(e-Tax)か否かの選択画面になります。

ここでは、ネット申請(e-Tax)は行わずに、資料の作成後は印刷して、自分で税務署に申告に出かけることを前提にしていますので「印刷して税務署に提出」にチェックをいれます。

また「税務署から青色申告の承認を受けていますか?」のチェックを外し(白色申告なので)、生年月日を入力します。

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一番下の「所得、所得控除等の入力フォームについて」というのは、確定申告書等作成コーナーを旧画面で表示するか否かを問うものです。初心者の方は無視して(チェックをいれない)構いません。

各項目を チェック&記入したら画面下の「入力終了(次へ)>」をクリックします。

すると、以下のような「収入金額・所得金額入力」画面になり、ここから以降が本格的な申告書のデータ入力画面になります。

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以降の流れは 次のページで改めて紹介していきます。



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