2019年10月1日~2020年6月30日まで「キャッシュレス・ポイント還元事業」が行われていました。
これは「事業対象の店舗において、登録されたキャッシュレス決済で支払いを行うと、最大で5%のポイント還元が受けられる」というもの。
すでに事業自体は終了していますが、2021年3月の確定申告分に関係してくるため、ここで仕訳方法などをメモしておきます。
この記事では、私の事例をもとに「キャッシュレス・ポイント還元事業」還元されたポイントの処理をみていきます。
- 事業用のクレジットカードを使って「消耗品」を購入した。
- 後日「キャッシュレス・ポイント還元事業」によって 880円が 還元(返金)された
私の場合、2019年11月の利用代金の明細一覧に「消費者還元分」として「-880円」が記載されており、後日、これを差し引いた額面が 引き落としになりました。
以下で、仕訳方法をみていきましょう。
私は税務の専門家ではありません。当記事はあくまで自分用のメモとして控えているものなので、内容に関しては各自の責任においてご参照ください。
「買掛時」の仕訳
カードで支払いを行った際の取引に関しては、通常の「売掛」として仕訳処理を行います。ここまでは普通です。
・取引日:※カード使用日
・科目:※対応するもの
・取引手段:クレジットカード(事業用)
・摘要:※任意
・取引先:※任意
・金額:※利用金額
「引き落とし時」の仕訳
引き落とし時の仕訳で「消費者還元」分の処理を行います。画面左のメインメニュー「仕訳の入力」を使用して、以下のように入力を行います。
1行目
・借方 勘定科目:「クレジットカード」
・借方 補助科目:「JCB(事業用)」など
・借方 金額:※引き落とし額 + 還元額
・貸方 勘定科目:「普通預金」
・貸方 補助科目:「みずほ銀行(事業用)」など
・貸方 金額:※実際の引き落とし額
2行目
・貸方 勘定科目:雑収入
・貸方 金額:※還元額
・取引日:引き落とし日
・摘要:※任意
上記のように入力すると、クレジットカード利用分引き落とし時に、キャッシュレス消費者還元を受けたときの仕訳が完了します。
まとめ
キャッシュレス・ポイント還元事業で還元されたお金の仕訳方法と記載例でした。
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【注意】 仕訳方法など業務に関するサポートが受けられるのは「トータルプラン」のみなので注意!トータルプランは有料になりますが サポートが手厚いので断然おすすめです。