各ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)の確定申告用、収入額や経費の額の計算に関して、自分用ルールを備忘録として記事にしています(記事一覧はコチラ)。
今回は「Googleアドセンス 」編です。
収入・経費の計上に関する自分ルール
まず、Googleアドセンスに対する帳簿作成上のポイントを確認しておきます。
収入の確定日について
収入の確定額と発生日(発生主義における計上のポイント)に関しては、私の場合、Googleアドセンス公式ページにおける当該年の「お支払履歴」ページを基準として、各月の確定報酬額を「その月の末日」で計上しています。
公式サイトの説明によると、報酬額は「前月分のものを翌月3日までに確定」されるらしく、そのため「毎月3日」を計上日とすべきなのかもしれませんが、私の場合、過去の申告において、「末日」を発生日として計上してきたため、整合性の問題から「末日」としています。
※お支払いスケジュール(公式)
※見積もり収益額と収益の確定額の相違(公式)
経費について
Googleアドセンスでは、振り込みの際に手数料などが発生しないため、振り込み手数料などの名目での「経費」は発生しません。
1年間の報酬額の確認方法
ログイン後、画面右側の「お支払い」を選択。

続いて「ご利用履歴」部分の「取引を表示する」リンクをクリックします。

すると、以下のような画面が表示されますので 表示項目を「収益」「前年(当該年)」にします。

私は このお支払履歴の画面を印刷し資料として保存しています(提出はしないが保管するもの)。
表の読み取り方
アドセンスの「お支払履歴」は、見方(読み取り方)にちょっとクセがありますが、確定申告用の収入額を確認するには以下の情報をおさえておきましょう。
- AdSenceの収益と、Youtubeの収益が表示されるので、帳簿にはそれぞれ別に記載する
- 「無効なトラフィック – コンテンツ向け AdSense」というのは、なんらかの理由でGoogle側が不正クリックとして後から処理したもののことを指す。なので、確定申告時の「収入」の額としては、「収益」から「無効なトラフィック」の額を差し引いたものを記載する。
下表でいうと「17286円(収益) – 844円(無効なトラフィック)= 16442円」が、その月におけるAdSenceの「収入額」になります。

上表では「無効なトラフィック」がアドセンスだけですが、Youtubeで無効なトラフィックがあったら同様に処理します。
帳簿への記入例
以下は私が利用している「弥生の白色申告オンライン」の記入例です。

「やよいの白色申告オンライン」は クラウド上で白色申告の記帳作業ができる便利サービスです。
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そのほか
支払領収書も取得できます。
表示を「お支払」もしくは「すべて」にすると、振込み日が行われた日と、リンクが表示されます。

口座番号部分のリンクをクリックすると「支払い領収書」が表示されます。

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